ロスチャイルド家の歴史と背景
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18-19世紀(1)

ロスチャイルド家といえば世界でも有数の財閥です。そんなロスチャイルド家も始まりは本当に普通の商人でした。どのように現在のような繁栄を得たのでしょうか。このページはロスチャイルド家の繁栄の足跡を書いていきます。

ロスチャイルド家のはじまりは

ロスチャイルド一族の物語の始まりは、フランス革命が起こるさらに前の1760年代、一族の初代にあたるマイヤー・アムシェルが、フランクフルトで金融業を手掛け…

三男ネイサン、綿の買い付けのためイギリスへ

かねてからヴィルヘルム9世の金庫管理業務へ食い込む方法を考えていたマイヤーは、5人の息子達の力を借り、1789年、ついに大銀行と同じ立場で、正式な宮廷の…

敵国を通って軍資金を運べ!

とあるパーティーの席で、晩年のネイサンが「生涯最高の仕事は、フランスを経てウェリントン将軍のもとに金を届けたことである」と告白しています。その輸送方法は…

正しい手の上での躍らせ方

1814年に開催されたウィーン会議において、ナポレオンによって追放されていた旧体制陣営やヨーロッパの支配体制が復活しました。老舗の業者たちはこれら旧体制側…