ロスチャイルド家の歴史と背景
HOME > 20世紀の状態(2)

20世紀の状態(2)

多くの革命を越え世界大戦をも耐え抜いたロスチャイルド家。4代目へと世代は移り変わっていきます。しかし、戦時中の改革により、昔のままの会社形態では存続が危ぶまれるようになりました。また、ロンドン・ロスチャイルドでは内部分裂が起こり、自らの信念に従って行動を起こしたジェイコブが家を飛び出してしまいます。

第二次世界大戦後も残ったのは、ロンドンとパリの分家

第二次大戦後、ロスチャイルド家はパリとロンドンだけになっていました。ナポリはイタリアの独立運動によって消滅し、フランクフルトは時代の流れについていけず消…

責任と利益の平等分配

5代目から6代目の時代に移る頃のロンドン分家は、人数が増えたことにより、家系は3つに分化していました。が、長兄ライオネルはエクスベリーでの園芸に没頭、従…

ジェイコブの商業的センス

自由になったジェイコブは大胆な投資活動に乗り出します。そして、投資だけに留まることなく、他の投資銀行の株を取得したかと思えば保険関連の会社を吸収する…と…

本格的な株式会社化へ

1967年から68年にかけて、ギーはロスチャイルド兄弟銀行を本格的な株式会社に改組し、預金会社へと変身させました。この大改革に伴い、名前もロスチャイルド銀行…